Makuakeとは?
企業などがネットを通じて、支援者に製品の開発費用などを募るクラウドファンディング。
日本のクラウドファンディングサイトの代表的な存在が、大手IT企業サイバーエージェントの子会社が運営する「Makuake」です。
購入型クラウドファンディングサービスでは日本最大級。クラウドファンディングの実施自体ニュース性が高く、新聞・雑誌・テレビをはじめとした多くのメディアに掲載されることもあり、Makuake発のヒット商品も多数存在します。
企業などがネットを通じて、支援者に製品の開発費用などを募るクラウドファンディング。
日本のクラウドファンディングサイトの代表的な存在が、大手IT企業サイバーエージェントの子会社が運営する「Makuake」です。
購入型クラウドファンディングサービスでは日本最大級。クラウドファンディングの実施自体ニュース性が高く、新聞・雑誌・テレビをはじめとした多くのメディアに掲載されることもあり、Makuake発のヒット商品も多数存在します。
そんな「Makuake」でポテトチップスカテゴリーランキング歴代2位(2021/12/22時点)の応援購入を記録したのが「さがみ園お茶ポテト」。
スナック菓子で100万円を超えるのはレアケースらしく、その独創的でいかにもMakuakeっぽいプロジェクトやストーリー、応援購入の勢いにMakuakeの社内(とりわけ飲食チーム)でもザワついたそうです。
Makuakeの担当キュレーターは「さがみ園お茶ポテト」のプロジェクトを以下のように考察しています。
「お茶味」という珍しいポテチを友人や職場で配ることにより、自分の地元愛を表明するとともに、その場の人気者になれる。それこそが顧客が得られる体験価値でありベネフィットである。一般販売後も「ポテトチップス」としてではなく、「コミュニケーションツール」として、本製品の独自性(お茶味、ストーリー性など)をより際立たせ、ニーズに応えることができると。
ポテトチップスのフレーバーと言えば、塩味やコンソメ味が定番ですが、最近では「ご当地ポテトチップス」がメディアで紹介され、その地域の特産品を活かした独自フレーバーのポテトチップスが話題になっています。
そんな折、社長がこんなことを言い出しました。
「うちはお茶屋だから、お茶のポテトチップスを作ろう!」
それを聞いた周囲の反応は正直微妙でした。
「確かに、静岡と言えばお茶だけど、ポテトチップにはどうでしょう…」
「えっ?お茶のポテチ?味の想像がつかないんだけど…」
「きっと合わないだろう」「美味しくないだろう」といった声が多く、
同業者の中には「面白そうだから作ってみなよ(まぁ大コケするだろうけど…)」という人まで…。
お茶のポテトチップスというアイデアは、完全に笑いもの扱いでした。
そこで、とある展示会で食べ比べ勝負をしようじゃないか!ということになりました。展示会来場者に、他者様の類似品と食べ比べていただき「よりお茶を感じる方」にシールを貼っていただくというチャレンジです。これでダメならあきらめもつきます。
展示会の来場者は、スーパーや百貨店のバイヤーさん達。いわば、食品のプロです。ごまかしは通用しません。お一人お一人に試食をお勧めし、食べ比べてもらいます。皆さんプロですから、真剣に両者の味覚、食感を吟味します。
※「ふじのくに総合食品開発展(2021年)」の様子
※現在パッケージは変更されています
食べ終わった方には緑の丸いシールを渡して、「よりお茶を感じた方」に貼ってもらうのですが、この瞬間が一番緊張します。
「うん、こっちだな」
当社に一票入りました。
心の中で「やったー!」
その後も次々に試食をすすめ、気が付くと当社のブースはバイヤーさん達であふれかえっていました。
試食を提供しては補充し、また提供しては補充し。視界に誰かの手が伸びてくればそちらに試食ケースを持つ手を伸ばします。
少人数で運営していた私たちは完全にハイになりました。
当社へのシールはどんどん増え、シールを貼るスペースは見る見るうちになくなっていきます。
「もう、シール貼るスペースないですよ!こんな良い結果になります?ふつう…」
スタッフの誰かが言いました。
そう、だってお茶のポテチは笑いもの扱いだったのですから…。
※現在パッケージは変更されています
以下の店舗様、または問屋様に限り、一社につき3袋まで無料サンプルを提供いたします。
ただし、毎月先着5社までとさせていただきます。
シールが増えるにつれ、バイヤーさんからの質問も増えていきました。
「お茶の香りがいいねぇ。原料は何が入ってるの?」
「この味はどう調合してるの?」
「何種類ぐらい原料使っているの?」
「いいえ、お茶と塩だけですよ」
化学調味料は一切使っていないこと、作られた味ではないことを説明しました。
「えっ、お茶と塩だけ⁉」
「シーズニングで味付けしてるんじゃないの?」
「原材料表示は…あ、ホントだ。ほんとにお茶と塩だけだ。へぇ~」
※本品製品工場では、小麦、落花生、卵、乳成分、えびを含む製品を製造しておりますが、製品自体には含まれておりません。
※一括表示は展示会開催時のものです
特定を避けるためにあえて画像では伏せていますが、本来このボードにはそれぞれの原材料表示が記載されています。他者様商品の原材料を指折り数えると、だいたい13くらいの原料を調合して味付けされています。
一方、当社の商品はというと、たったの4つ。味を構成する原材料でいえば、緑茶と塩の2つだけ。化学調味料を使わず、無添加で素材の味を活かした点が評価されたようです。
ちなみに、多くのポテトチップスの場合様々な化学調味料が使われているのが普通です。なので素材そのものの味を楽しめるポテチって意外と少ないんですよ。ましてお茶味となると余計に…
多くのバイヤーさんと名刺交換をして、少しずつ普及していきました。でも残念だったのが、静岡県外のバイヤーさんからのお申し出は断わざるを得なかったことです。この商品、開発当初はお土産用のご当地ポテチを想定して「静岡限定」にしていたのです。
※現在パッケージは変更されています
そこで、Makuakeさんの仕組みを活用して、日本全国の皆様に向けた新バージョン「さがみ園 お茶ポテト」を企画することになりました。
製造方法は、まずじゃがいもを厚切りしにスライスします。
そして釜揚げすることで少し堅揚げに仕上がります。確かなじゃがいも感と、噛み応えがん~ん、じゃがいも食べてるぅ~~。
ポテチ好きにはたまらない瞬間です。
大手メーカーさんのように量産はできませんが、大判で厚くて食べ応えがあるチップスに仕上がります。そこに静岡県産のお茶と駿河湾の海洋深層水からとれたお塩がまぶしてありますのでまるで、ホクホクのじゃがいもに抹茶塩をかけて食べているような食感です。
これが「さがみ園お茶ポテト」に使用している粉状のお茶になります。ここで機械の上部からチップスにお茶をふりかけています。
「さがみ園 お茶ポテト」は、
前作で評判の良かった素材の良さはそのままに、
デザイナーさんから上がってきたデザイン案を、Makuakeのサポーターさん達にも相談。
アンケートの結果、B案に決定!かと思いきや…
といった個別のご意見も多く、B案をベースに、各案の良い所取りしたパッケージデザインに決定!
さらに、袋詰めの機械を刷新し
フードロスの削減といった環境問題にも対応。
その他Twitterで
#さがみ園お茶ポテト
#お茶ぽて
等で検索していただくと、一般消費者の方が独自のアレンジレシピを投稿されています。
以下の店舗様、または問屋様に限り、一社につき3袋まで無料サンプルを提供いたします。
ただし、毎月先着5社までとさせていただきます。
2023年3月7日放送
TBS「マツコの知らない世界」で最強ご当地ポテトチップスと題し「さがみ園お茶ポテト(お茶ぽて)」が紹介されました!
中日新聞様
中日新聞様
静岡新聞様
Yahoo!ニュース様
ラジオ関西様
名称:ポテトチップス
原産国:日本
原材料名:じゃがいも、植物油、緑茶、食塩
※本品製品工場では、小麦、落花生、卵、乳成分、えびを含む製品を製造しておりますが、製品自体には含まれておりません。
内容量:60g
賞味期限:製造から6か月
保存方法:高温・多湿や直射日光を避けて保存してください
包材(袋):プラ
商品サイズ:縦26.0cm×横20.0cm×厚み5.0cm
ケース入り数:24袋
ケースサイズ:31.0cm×47.0cm×35.0cm
ケース重量:2.4kg
JANコード:4533588000965
提供可能時期:通年
株式会社さがみ園
〒432-8051 静岡県浜松市中央区若林町335
TEL 053-523-9422 / FAX 053-523-9423
商品検査:酸化、過酸化物化の検査
衛生管理への取組
・生産・製造工程の管理…清掃記録、製造記録
・従業員の管理…従業員の健康状態と身だしなみのチェック
・施設設備の管理…防虫管理
PL法加入(三井住友海上)
以下の店舗様、または問屋様に限り、一社につき3袋まで無料サンプルを提供いたします。
ただし、毎月先着5社までとさせていただきます。
さがみ園お茶ポテトに関するお問合せは
以下の電話番号もしくはフォームからお問合せください。
サンプルのお申込みはこちらからお願いします。
※サンプルの申込は必ずこちらのフォームからお願いします